今回は「焚き火」にフォーカスを当ててみたいと思います。
みなさん、最後に火を見たのはいつでしょうか。今の世の中、IHクッキングヒーターが当たり前になり、オール電化住宅も珍しくありません。
火を見たと言ってもライターやマッチの火、あとはテレビで火事を見るくらいではないでしょうか。
私も初めて焚き火をした時、「火ってこんなだっけか…」と驚きを覚えました。
焚き火なんてして、何するの?
と思うかもしれませんが、その用途は多岐にわたります。
・料理
・暖房
・灯り
・目印
・癒やし
などなど、様々です。
また一口に料理と言っても、薪のくべる加減によって、温めるための弱火〜焦げ目をつける強火など、スイッチではなく自分自身で調整しなければなりません。
それが面倒だと言う人はそれまででしょうが、ぜひ一度体験してみてもらいたいです。
「自分で火加減を調節できてる」その嬉しさといったらありません。なんだか一人前の大人に近づけた気がします。
また、焚き火は「ただ木を燃やしている」だけではありません。
炎は決して同じ形になることはなく、ゆらゆらとその姿を変えながら私達を癒やしてくれます。
いわゆる人が心地よさを感じる「1/fの波長」というやつです。
そしてその揺らぎの中、薪がはぜる「パチッ…パチッ…」なんて音が聞こえてきたら、、、もうたまりませんね。
また冬は暖房としてその有り難みが身に沁みます。
焚き火が弱くなると途端に寒さに襲われます。焚き火の温かさは体を芯から暖めてくれますよ。
また、その実用性以外にもただただ火をじっ…と見つめているだけでも、不思議なことに飽きることがありません。
現代の息詰まる社会に疲れた方、ぜひおすすめします。
その熱、音、光にじっくりと癒やされて下さい。
ただ、1つ注意点があります。
焚き火はどこででもして良いわけではありません。
周囲に延焼したりしないよう注意を払う必要もあります。
焚き火を楽しむ多くの方はキャンプでやることが多いと思いますが、直火禁止で焚き火台を使用しなければならなかったり、場所の指定があったりします。
それらを十分理解した上で、ガンガン焚き火を楽しみましょう!
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