北海道十勝の厳冬期に野営をした記録です。
気温はマイナス20℃、肺が凍る温度でした。
ポーランド軍幕とグリーンシートがこの日のお宿です。
跳ね上げて活動空間を広げます。雪が振りしきっていてどんどん積ります。さむい。
ポーランド軍幕には薪ストーブを入れて一晩中暖を取ります。念の為に一酸化炭素警報機をぶらさげています。
だんだん暗くなり、ランタンの灯りが暖かみを感じさせるようになりました。実際に、灯油ランタンは熱を発するので暖かいです。またLEDなどの電気のランタンは寒いと消耗が激しく、冬の野営では使用できません。
まるで穴ぐら。
焚き火とランタンの灯りが体も温めてくれました。
さすがに雪面に断熱シートでは寒さが防げません。コットにウールブランケットを敷き、ダウンの寝袋に潜り込みます。これで厳冬期の北海道でも凍死せずに朝を迎えられます。
ちなみに寝袋の中ではTシャツ短パンです。
朝になると積雪20センチ…タープはすっかり重さで潰れてしまいました。
朝の焚き火で暖を取ります。夏の焚き火は癒しを求めて行いますが、冬の焚き火の主目的は熱源です!
薪ストーブをもう一度燃やして中を清掃すれば帰り支度です。
なかなか体験できない冬キャンプ。
機会があればぜひどうぞ。自然の中でも人間は生きていけるんだって実感できます。
たくましく生きていきましょう。
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